TUNES FOR TAP

レコード盤の上に燕尾服を着た男性が踊っているマークのHOCTOR RECORDというダンス用音楽専門レーベルがある。マリカ著書の「ニューヨークタップストーリー」の付録にこのホクターレコードの事が記述されており、それによると「ダニーホクターというおじさんが社長さんで、自分も、息子も、タップダンサーです。奥さんがバレリーナで娘がショーダンサーでそれぞれ自分のレコードを出してます。」とのこと。演奏は小編成のオーケストラです。アレンジがいかにもアメリカのボードビルやキャバレーのショーの音楽という感じ。一度袖に引っ込んでからお辞儀をするためのチェイサーの音楽まである。インターネットで検索してみると、このホクターというレーベルはまだ存在しており、これらのレコードをCD化している!ダニ-・ホクター氏は2003年に他界。

このTUNES FOR TAPには2種類あることが判明。自分が所有しているバージョン(HLPー3013)は音楽のみで、それとまったく同じ選曲で、音楽の上にダニ-・ホクターのタップの音と解説が入っているバージョン(HLPー3013SL)もある。

続編として「MORE TUNES FOR TAP」も発売された。