TUNES FOR TAP

 僕の趣味の一つがレコード集めなんです。そんな訳で、アメリカに行くとUSED RECORD SHOPまわりをします。ジャズやミュージカルのサントラ盤のコーナーを見た後、かならずInstructionというコーナーを探します。いわゆるHow To物のセクションですが、そんな中にタップのレコードが隠れていたりします。そんな感じで10年位前に[More Tunes For TAP]を先に見つけました。Moreということは「1枚目があるな」と思い探していましたら、最近インターネットのオークションで[Tunes For TAP]をゲットしました。このレコード盤の上に燕尾服を着た男性が踊っているマークのレーベル、HOCTOR RECORD、アメリカの古レコード屋でちらほら目にするうち、ダンス用音楽の専門レーベルだという事が分かってきました。のちにマリカ先生著書の「ニューヨークタップストーリー」の付録にこのホクターレコードの事が書いてあるのを見つけました。それによると「ダニーホクターというおじさんが社長さんで、自分も、息子も、タップダンサーです。奥さんがバレリーナで娘がショーダンサーでそれぞれ自分のレコードを出してます。」ということが判明。演奏は小編成のオーケストラです。アレンジがいかにもアメリカのボードビルやキャバレーのショーみたいです。一度袖に引っ込んでからお辞儀をするためのチェイサーの音楽まであったりします。(こういうの大好き!)僕はこれを自分の舞台で使おうとは思わないのですが、どことなくB級感ただよう演奏がたまらなく味があるんですよ。僕が古いタップのレコードを集めるのも、CDで再発されないような下手うまな演奏を楽しむのが目的なのです。(エドウッド的楽しみ方といいます。わかるかなあ?)ところで、このダニーおじさんのことをもっと知りたくて、インターネットで検索してみたら、なんとまだ商売していました。これらのレコードをCD化してるんです!ジャケットの写真がダニーおじさんですが、パフォーマーとしてはあまり有名ではなさそうですが、ビジネスマンとしてタップ界に活躍したわけですね!ダニ−さんは2003年に他界したそうです。

 このTUNES FOR TAPには2種類あることが最近わかりました。自分が持っているバージョン(HLPー3013)は音楽のみで、それとまったく同じ選曲で、音楽の上にダニ−・ホクターのタップの音と解説が入っているバージョン(HLPー3013SL)が同時発売されていたようです。

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