MIDNIGHT JUNCTION

 自分がタップを始めた大学生の頃、タップチップスと言うショーバプが話題になっていた事は知っていたが、学生でお金に余裕がないのと(今もないが...)どこか女性が見に行くというイメージが強くて足を踏み入れる事ができず(だけど宝塚は一人で観に行ってた)行ってみようと思った時には無くなっていた。そんな訳で詳しい資料が自分の手元にないので、そこに今村ねずみさんや、本間窓奈さんとかがいたというぐらいしか知りません。でも一番のスターは天宮良さんだったんですね!おまけに僕は「昨日、悲別で」というドラマを観てなかったので(このドラマを見てタップを始めた人が少なくない!)タップチップスが実際どんなタップをやっていたのか知らないんです。実はこのレコード、最近池袋の中古レコード屋の¥100セールでみつけたんです(笑)。「どうせアイドル系のチャラチャラしたポップスに決まってるよ」とバカにしながら聞いてみました。するとどうでしょう!軽快なスイングしたビッグバンドの前奏でいい感じじゃありませんか。良さんの歌は、かなりキザなんですけど、想像してたよりも上手くて、すんなり聞けます。歌の間に男性の「ウー」「イェー」とかのため息の間の手が入り、それが臭くてシビレます。そして間奏には、お約束のタップが入ります。歌詞はぜんぜん耳に残らないが、とにかく演奏がゴキゲンに良いんです。ジャケットの裏を見て「編曲、前田憲男」、ど〜りでね!っと納得してしまった。何回か聞いていると、メロディがピンクレディの「UFO」をパクった様にも聞こえるが、まあ松本は気に入ってしまった。B面の「サテンド−ル」は、あのジャズのスタンダードではなくオリジナルの曲。小粋なスローテンポのスイング小唄って感じ。「タップチップス、DOKI DOKI WAKU WAKU,あの娘にこの娘 仲よしこよし」歌詞だけ見ると笑っちゃいますが、曲がカッコイイから、違和感なく聞けちゃうのが不思議。(たしかにサザンの曲とか、歌詞が理解できなくても、メロディ−は耳に残る)。当事のタップチップスの人気が伺える一枚でした。

前に戻る

レコードメインに戻る

次を観覧する
inserted by FC2 system