Sidney Olympic Tap Board

 2000年にシドニーオリンピックのオープニングセレモニーで使用されたタップボードです。アルミニウム製で大きさは80cm四方。厚さは3ミリしかないが、けっこうしっかりしていて折れ曲がったりしない。片面がツルツルで、もう片面は格子状に模様が出っ張っている。オープニングの映像を見ていると、このざらざらした面でタップを踏んでいた。足が引っ掛かるんじゃないかと思ったが、実際踏んでみると思ったより滑らかでビックリした。両側に持つための穴があいている。重さを計ったら5キロあった。セレモニーの中で、これを上にかかげたり斜にしてコマのように回したりしていた。女性にはけっこうしんどかったのではないかと思う。音も思ったほどキンキンした音はしなかった。これなら路上パフォーマンスに最適かもしれない。あと使い道としては、こたつの上にガスコンロを3〜4台用意して、その上にこのボードを置けば、こたつサイズで焼肉が楽しめる。ぽん酢おろしで食べるなら大根もこのボードでおろせるかもしれない。裏のツルツルした面をおもてにすればお好み焼きや焼そばもOK!便利な一枚である。

 毎回開催国が名誉を賭けて話題にのぼるようなオープニングセレモニーを繰り広げるオリンピック。当時シドニーオリンピックが始まるのは知っていたが、根本的にスポーツにまったく興味がない僕はテレビ中継が始まっても気にしていなかった。次の日になって生徒からオープニングセレモニーでタップダンスをやっていた事を知らされてショックを受けた。ひと昔前の流行り言葉でいえば「聞いてないよ〜」状態である。それにはタップドックスも出ていた事も判明。そう言えばタップドックスってオーストラリア出身のグループだったから、シドニーオリンピックのセレモニーに顔を出していてもおかしくない。すぐタップ仲間にビデオ録画してないか聞きまくったが誰もいなかった。そのセレモニーで使われたタップボードをオーストラリア人から買い取ったのですが、その際オープニングのビデオが見たいと言ったら、わざわざビデオテープも送ってきてくれました。(これは現在DVDでも入手できるそうです)今さらながらですが、やっとうわさのセレモニーを見ることが出来ました。

 広い競技場の中央にやぐらがあり、その真中に男性タップダンサー(アダムガルシア、映画「タップドックス」に主演)が高くセリ上がる。彼のアカペラで始まり、そこに16名のダンサーが加わりタップドックスらしいリズムになる。その後やぐらの掛け橋に、会場の通路にぎっしり何百人ものタップダンサーが現れる。そしてやぐらの周りにこのタップボードを持ったダンサーたちが星形のように並んでタップを踏みはじめた。通路にいたダンサーたちもフィールドになだれ込んで、クライマックスへ。オーストラリアの原住民と女の子が象徴としてリフトの上に現れる。それにさらに仮装をした出演者が加わり全員の踊りになり[Sidney]と書かれた花火が点灯してフィニッシュ!タップダンサー500人、ジャズダンサー500人、その他総勢2500名のオープニングセレモニーであった。しかしよくコレだけタップダンサーを集めたもんだ。みんなそれなりのステップを踏んでいるので「数をそろえる為にろくにタップも踏めないヤツでも集めました」という感じはない。タップドックスのメンバーが「主役は俺たちだ」というような出しゃばり方もしていないし、オーストラリア人としての誇りと連帯感が伝わってくるオープニングでした。

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