SELVA TAPS

 ビンテージ物のタップチップです。僕はアメリカにいる時、ガレージセールや蚤の市などで古いタップシューズを探してたことがあります。ふるいタップチップを入手する為です。しかし不思議と一度もそのような場所で古いタップシューズに巡り会った事がありませんでした。おじいちゃんやお父さんが若い頃やってたという家庭から出てきてもおかしくないのですが。理由の一つに靴は消耗品だから、古くなると汚くて捨ててしまうという事。人が履いた靴を他人が履くとは思えないからかもしれません。

 現在タップチップの主流といえば、もちろんカペジオだが、当然それ以外でもタップチップを製造している会社が存在しててもおかしくないのだが、あまり目にすることがない。僕はスタンリーカーン氏から「MORGAN」という会社があったことを聞いた事がある。だがそれ以外有名なタップチップの製造会社を知らなかった。先日アメリカ人の方から古いタップチップをまとめて入手できました。SELVAという聞いたことのない会社の製品でした。ピンク色のストライプの箱にアンミラー風のイラストが描いてある。本社はニューヨークにあったようだ。製造年月日がないが、箱の雰囲気からすると1950年代の物だと思います。全部で17箱ありました。紳士用、女性用、トウ、ヒール用などいろんな種類が混ざってました。トウのチップにはSELVAと社名が入っていてその下にSUPER TAPと刻まれている。なんかこれだけですごい良い音がでそうな感じである。とりあえず、上の写真の紳士用のチップを自分の靴に付けて踏んでみました。チップを留めるのはネジではなくクイでした。箱の中に専用のクイが入っています。それぞれのチップに8本づつ。たしか僕が最初に履いたタップシューズもクイで留まっていました。ちょっと緩んでくるとチップがカチャカチャいって、これが好きな人もいます。アメリカのSANDMAN SIMSというダンサーがそうでした。音は顕著なちがいはわかりませんが、わりと固い感じの音がしました。見た目にはちょっと丸みをおびているのですが、チップに乗った時の安定感はよかったです。このインターネトで検索するとSELVA という会社はまだ現存するようで、タップチップを製造しているようです。

前に戻る

その他メインに戻る

次を観覧する

inserted by FC2 system