RUSSELL RECORDS

 僕がこの見慣れないレコードを初めて目にしたのは、MASON-KHAN STUDIO(僕が2年ぐらい通ったサンフランシスコにあった古いダンススタジオ)であった。そのスタジオの片隅に、クラスで使う音楽をかけるレコードプレーヤーがあって、その真上の棚に、このラッセルレコードがむき出しのままズラッと並んでいました。[RUSSELL]と大きな字で書かれたレーベル。A面が黄色でB面が水色。片面2曲、一枚で4曲入りの33回転のEP盤である。左上に[WALTZ CLOG]とか[TAP]とか踊りの種類が書いてあり、曲名の下には[前奏8小節の64小節]などの様に、曲の長さが記されている。だが演奏者の名前はない。内容はピアノに軽いドラムだけの至ってシンプルな演奏。(安っぽいとも言う。)ピアノも、普通のジャズのようにアドリブでメロディーをくずしたりせず、原曲に忠実に演奏ている。(つまらないとも言う。)アメリカでレコード屋回りをしてる時、このレーベルのSP盤をみつけた。1950年代は78回転のSP盤からLP/EPの転換期だったので、両方のフォーマットで発売されてたようだ。僕はこのレコードを見ると、今はないサンフランシスコの古いスタジオですごした何年間が思いだされてしょうがないのです。

 これは78回転のSP盤のラベルです。ロゴが変わっていった事がわかります。左から2つ目まではA面がオレンジでB面が黒のインクで印刷されています。右側のは33回転のレコードと同じでA面が黄色でB面がブルーです。

 このRUSSELL RECORDSがレコードに合わせて発売していた振付の小冊子を入手しました。曲のタイトルと、それに合うRUSSELL RECORDSの番号が書いてあります。レコードと振付の本の両方を買って、本から振付を読みおこして、レコードに合して踊るというものです。ビデオ時代が到来する前の商売ですね。

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