PLAYTIME REOCRDS

 アメリカの童謡や、クリスマスソング、物語りなどの子供用レコードがこのPLAYTIMEというレーベルでたくさん発売されていたようです。発売元は米コロンビアレコード。その内の一枚にこのTHE TAP DANCE RECORDというのがあった。このジャケットのイラストが気にいった。子供のクセして肩ごしに振り向いたポーズがキザでいい。きっとただ者じゃない。母親がステージママでタレント養成所に通っていて毎年アニーのオーディションを受けているタイプである。レコード盤は赤いプラスチック製で普通のシングル盤より小さい。(直径15センチしかない。普通のシングル盤は17センチ)回転数が書いてないので33回転、45回転でかけてみたが、音がおかしいので、78回転でかけてみたら、ちゃんとした音楽になった。たぶんこのレコード専用の子供用のおもちゃのプレイヤーがあったのではないか。だから普通のシングル盤より小さいのだと思う。年代は表記されていないが雰囲気からすると50年代から60年代ぐらいの物でしょう。曲は[Swannee River]と[East Side West Side]というアメリカではタップの練習曲の定番2曲が収録されている。演奏はColumbia Playtime Orchestraと書いてありますが、サックスにピアノにベースだけ。[East Side....]の方は途中でタップのステップの音が入ります。[Swannee...]の方はサックスにかわってクラリネットがほんわかした演奏をしています。このレコードの目的が今一つ把握できません。ダンススタジオのクラスに使用するには演奏がちゃちだし、3〜4歳児がこれを聞いて急にタップに興味を持つとは思えない。せいぜいお母さんがレコードに合わせて「ほらジェーン、タップでちゅよ〜」とかいいながら子供の足を持って動かすのがいいとこでしょう。実用性はともかく、物語りや童謡に混じって、子供の教育カテゴリーの中にタップダンスが入っているところがやっぱりアメリカだと思いました。

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