Four Step Brothers 来日

 これは戦後日本でもラテンブームで人気のあった「ルンバの王様、ザビアクガート楽団」が来日した時のプログラムの中に載っていたフォーステップブラザーズの紹介箇所である。一般的にはそれほど知名度のない彼等が、こんなかたちで日本でパフォーマンスをしてた事実にビックリした。表紙の下に(TOHO GEINO HAIKYU COMPANY)と書いてあるので東宝芸能が配給した事がわかる。中に記されてる公演日程によると、昭和28年の3月12日にア−ニ−パイル劇場(進駐軍関係者のみ入れた劇場)、13日に帝劇、14日から18日まで新宿劇場(今はない)でおこなわれたようだ。彼等以外にも女性ダンサーや、コメディアン、歌手などが出演していて、けっこうバラエティなショーだったようだ。ラテンバンドのクガートのショーでフォーステップブラザーズが何をやったかは不明だ。(ルンバでタップ?!)(幻のタップダンサー)にも彼等のコーナーを設けたが、僕たちにしてみれば、どちらかと言うとレアな部類のタップダンサーなのに、当時の日本人は彼等を生で見てるんですよ。いや〜くやしいなあ!僕らには映画に残された断片を見ることしかできない。映画では、彼等みたいな『芸人』はただの色物的な扱いしかされてなく、扱いがすごく悪いんです。当時の黒人差別を感じて、あまり気持ちよく見れない。舞台ではもっと生き生きしていたのだろうなあ。

プログラム表紙

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