DANNY DANIELS' DANCE AMERICA

 DAN-BEA PRODUCTIONS.INCから発売されたダニ−・ダニエルズの監修によるLPレコードです。

 あまり彼の名前が大きく取り上げられることがないのですが、彼の業績をみるとけっこう「いい仕事」をしている。ブロードウェイ・ミュージカル「TAP DANCE KID」の振付師として1984年度のトニ−を授賞。それと映画「インディー・ジョーンズ/魔宮の伝説」(1984年)のオープニング・タイトルがナイトクラブの場面で始まるのですが、沢山のコーラスガールがエニシングゴーズでタップを踏んでいるのですが、その振付も彼のようです。それとちょっとマニアックですがスティーブ・マーチン主演の日本未公開作品「PENNIES FROM HEAVEN」の振付もあります。そしてライザ・ミネリ主演の映画「ステッピン・アウト」(1991年)も彼の振付なんですね。

 もうひとつ、タップというわけではないのですが「WALKING HAPPY」という1966年のブロードウェイ・ミュージカルで「CLOG DANCE」という木靴のナンバーも振付しています。このナンバーはアメリカン・ダンス・マシーンという1980年代にブロードウェイのダンスを保存する活動をしていたカンパニーがレパートリ−にしていました。

 ブロードウェイの指揮者、編曲者でもあるPETER HOWARDという人がこのレコードの音楽担当でピアノも弾いています。ベース、ドラムの演奏者の名前は記されていません。

Side 1

SO LONG MARY / LI'L DARLING / IT'S ONLY A PAPER MOON / SWEET GEORGIA BROWN / I WANT TO BE HAPPY / LIZA

Side 2

MEDLEY - TAKIN' A CHANCE ON LOVE,CRAZY RHYTHM, UP ON YOUR TOES / AMERICAN PATROL

それぞれの曲にテンポ表示がされていて、このレコードを使う指導者に「たとえば120というのは1分間に120拍子で、数が増えればテンポも早くなる」というような説明が書かれています。そして使う曲が自分の振付に合うかどうかテンポ表示で検討ができるようになることを、このレコードを使う人に望んでいます。

 とても個人的な事ですが、自分が1980年代にサンフランシスコのタップ・マスターであったスタンリ−・カーンのスタジオに通っている時、基本のエキササイズの音楽がSO LONG MARY 、 LI'L DARLING 、IT'S ONLY A PAPER MOON で、その音源がこのレコードの最初の3曲だということが判明しました。カーン先生はいつもカセットテープを使用していたのでレコードを見た事がなかったので、20数年たってオリジナルのレコードがみつかった事はちょっと感激でした。この3曲を聞くだけで今はなきカーン先生やスタジオの様子が浮かんできます。IT'S ONLY A PAPER MOONは自分のクラスのタイムステップにも使っています。

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