CAPEZIO MASTER TAP MAT

 [THE AMERICAN DANCER]という雑誌の裏表紙にあった広告です。あのカぺジオがタップマットを販売してたんですよ。『これで貴方も床を傷つけずにラジオの前で練習ができる!いちいち絨毯を剥いで踊るのは面倒ですね。マスタータップマットは何処にでもピッタリ。タップの音はシャープでクリア。滑らない。クルっと巻いてコンパクト。簡単に持ち運べる。ハードウッドで作られているから長もち。熟練者からも絶賛で愛用されている。手ごろなお値段。タップに最適。ぜひ貴方もお一つ!』とまるで通販のうたい文句集のような宣伝文が書いてあります。値段は4ドル95セント!今買うと、もれなくもう一枚ついてはこないが、1936年のこの値段は安いのか高いのか?ちなみにこの雑誌は25セントです。踊ってるダンサーの絵は、ほとんど「42番街」のルビーキーラーそっくり。典型的な30年代のコーラスガールのコスチュームである。マットに印刷されてる男女のダンサーのイラストがキュートです。サイズは3フィートX5フィートと書いてあるので、だいたい幅90cmx横1m50cm。畳よりちょと小さめぐらいです。まっこれに限らずこの手のタップマットは、いつの時代でも、どこかで商品化されてきました。「家で練習したい」という気持ちは昔も今も変わらないのでしょう。余談ですが、(このホームページ自体が余談みたいなものですが...)知人のタップダンサーの川村隆英氏が、ライブハウスなどで踊る時、この手の巻いたマットをカートに乗せてゴロゴロ引っ張ってる姿が印象に残ってます。ちなみに僕は、習い始めの頃、古くなったこたつの板が練習用マットでした。表のツルツルした面は、アクリル板の様な高い音が良くでたし、裏の麻雀用の緑のフェルト面は、音がしなくて、夜の練習に最適でした。

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