TECHNIQUES,ROUTINES,TERMINOLOGY

 CHARLES E.TUTTLE COMPANYから1971年に出版されたハードカバーです。中は全部英文ですが、なぜか日本で印刷されてます。表紙の裏に表示してある値段も$8.25と\1530と両方掲示してあります。著者のCONSTANCE ATWATERのプロフィールを見ると「タップ、バレエ、バトントワリングのキャリアを15年以上もち、プロとしてアメリカ、ヨーロッパ、アジアで教える。現在は怪我の為教える事は引退し、おもに講演や教師のためのセミナーを開いている。またハンディキャップの子供達の為の活動もしている」という感じ。本文から察すると日本でも教えていたようです。

 著者のATWATERさんはタップに関するあらゆる事を丁寧に書き込んでいます。一見少年少女たちにタップの基本を教えるだけのちゃちな本に見えますが、内容はしっかりしています。(初心者にステップの解説をする)というよりは(タップの指導者になるための本)という感じです。たとえば「ステップを説明するのにいろんな言い方をした方が理解しやすい」とか......... ある生徒にshuffle stepと言って理解できなくても他の言い方、brush brush stepと言ったり単にone two threeで理解できたるする場合があるということ)などたぶん彼女が指導してきた経験からのあらゆる助言が載っています。(良いか悪いかは別として.....)

 この本の後半に[Novelty Tap Dancing]と言う章があります。このノベルティという言葉は日本ではなじみがありませんが、コミカルなもの、シャレのきいたものをさす言葉で、この場合はコミックダンスを指します。「子供たちにカウボーイとインディアンのかっこうで踊らしましょう」とか「農場の場面はいつもウケます。子供二人一組を馬にしましょう」などのいろんな場面のアイディアを紹介しています。(良いか悪いかは別として.....)そして最後の方には「発表会のやり方」から「自分のスタジオをオープンする」まで書かれています。今までいろんなタップの本を見てきましたが、独立して個人のスタジオを持つまで心配してくれる本は初めてでした。

 コスチュームに関しても「ファーを使った衣装について」とか「ミリタリーにはこういう衣装で」とかデッサンから作品の種類にあった助言が細かく載っております。(良いか悪いかは別として.....) 

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